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スタジオレイナパークコラム

産んだらビックリ!赤ちゃんが生まれてから知る産後女性の「リアルな現実」

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2017年02月10日産後ケア豆知識

産んだらビックリ!赤ちゃんが生まれてから知る産後女性の「リアルな現実」

産後の女性は育児以外にもストレスが多く、たとえどんな環境であっても精神的あるいは身体的にさまざまなトラブルに直面することになります。

 

赤ちゃんを産み終えると、その 瞬間から 24 時間休みなしの育児が始まります。小さな赤ちゃんと接する時間は緊張感の連続であり、常に気を張った生活が続くことによって、身も心もボロボロになっている人は珍しくありません。「産後がこんなに辛いなんて赤ちゃんを産むまで知らなかった」というのが産後女性の本音ではないでしょうか。

 

産後の女性が抱える身体の悩みと言えば、体型が元に戻らない産後太りや乳腺炎、手首の腱鞘炎による痛み、少し動いただけで尿が漏れてしまう尿失禁などがあります。

また、骨盤の歪みによって生じる恥骨や尾底骨の痛み、腰痛も産後の症状としてよく見られます。
今回は産後の身体的な変化に焦点をあてて、産後女性の意識とその実態をのぞいていきましょう。

 

産後女性 1000 人への調査が明らかする産後ケアの実態

 

2012年、日本製紙グループの日本製紙クレシア株式会社は日本全国の20歳から49歳の出産経験者1,000人を対象に産後ケアに関する意識調査を実施しました。この調査によって明らかになった結果は次の5点です。
 
 
結果(1) 出産経験者の約70%が「産前の体型」へ戻りたいと思っている
 
結果(2) 産後にエクササイズが重要だと思っている人が多い一方で、実際に何もしていない人は82.5%であった
 
結果(3)出産後の女性が抱える身体的悩みは、第一位 「下腹部のたるみ」(60.9%)、第二位「骨盤のゆがみ」(44.1%)、第三位「体重が戻らない」(41.7%)であり、約6割強が出産後に下腹部の悩みを抱いている
 
結果(4)約 65%の人が尿もれを経験しており、そのうち出産がきっかけで尿もれになった人は 84%であった
 
結果(5)女性の体調不良の原因が「骨盤底筋の緩み」に起因していることはあまり認知されていない
 
 
この調査では、出産を経験した女性の多くが、芸能人がエクササイズなどを通じて産後も妊娠前と変わらない容姿で活躍している姿に強い憧れを抱いている一方で、産後のエクササイズには消極的な姿が浮き彫りになりました。
また、出産経験者の多くが経験する尿もれ などの産後トラブルに対し、その背景にある「骨盤底筋の緩み」にきちんとした対処をしていないという実態が明らかになっています。

 

エクササイズをしたくても出来ない産後女性の日常

産後太りを気にしている産後女性の多くは、健康的な体をつくるためにも、産後にエクササイズを行う必要性については程度の差はあれど理解しています。

 

しかし、ある調査によれば、「頻繁な授乳と抱っこしないと泣きやまない子どもへの対応で睡眠不足になり、体力がもたなかった。

結局母乳が出るのは自分であるため、肩こりや首の痛みとの戦いの日々が続いた」という言葉で代表されるように、約5割近い母親が日中はほぼ一人で子どもの世話に追われており、身体のマイナートラブルを抱えたまま数か月、あるいは1年以上も過ごしている実態が明らかになっています。

 

また、実際に何らかの対処方法を行いたくても「やり方が分からない」という声が4割近くあり、マイナートラブルを解消する対処方法を知らないまま育児と向き合っている産後女性の課題も浮き彫りになっています。

 

 

教えてください!産後ダイエットのもっとも効果的なタイミングと方法ってなんですか?

先述したように、下半身の悩みを抱く産後女性は多いですが、「体型を元に戻したい」という切実な欲求がある一方で、産後の身体はどう変化しているのか、どのように元の身体へと戻していったらいいのか、そんな具体的な方法を理解している人は意外と少ないです。

 

また、産後にエクササイズをしたくても行っていない産後女性がいる一方で、体型を過度に気にしすぎるあまりに負荷の高い運動をするなど、安全とは言い難い行為をしている人も見受けられます。

 

産後は想像している以上に大きなダメージを受けています。特に、骨盤をはじめとする産後女性の身体は交通事故にあったくらいのダメージを受けていると言われます。だからこそ、産褥期はまず何よりも体をしっかり休めることが不可欠です。

 

そして、しっかり体を休めた後は、適切な産後ケアを通して体力勝負の育児にも対応できるような体へと戻していくことが必要となるのです。産後の身体に負担をかけ過ぎて無理をしたり、必要なケアが放置されると、その後の体質が変わってしまったり、小さな不調が病気へと移行してしまうというのは決して珍しいことではありません。

 

産後女性にとって関心の高い産後ダイエットひとつをとっても、安全なタイミングや方法を知って対応していくことが大切なのです。

一般社団法人体力メンテナンス協会のHPでは、産後ダイエットの方法を詳しく知りたい方のために、「産後ダイエットはいつから?最も効果的なタイミングと方法 (http://www.pca-tairyoku.or.jp/column/column-1946/)」を紹介していますので興味の ある方はぜひご覧ください。

 

 

さいごに…

「おむつ替えに、授乳に、寝かしつけに、泣くのをあやしたり、ちょっとの湿疹にビクビクしたり、毎日毎日毎日毎日やすみなく続く日は体も精神もギリギリの状態になりがちです。そんな時期にこそ、自分の体をしっかりつくり、赤ちゃんと自分の心地良い時間の作り方や今後の方向性を考えるのはとてもいいタイミングだと思います。」

 

「出産を機に女性が自分の体や心、そして人生と向き合えば、絶対に社会自体がもっと良くなると思う!そしてそのきっかけになるクラスをしたいです。」

 

スタジオレイナパークは協会理事のこんな熱い思いから今日まで産後女性とともに歩んでいます。

 

出産は体を作り直すチャンスです。産後女性の皆さんには、母となり「ケアする存在」になったからこそ、自分自身をケアする習慣を大切にしていただきたいと願っています。

 

【引用・参考資料】

1)産後ケアに関する意識調査 www.nipponpapergroup.com/contents/200186674.pdf

2)産後女性の身体状況把握及び産後運動ケア実践の提案 hahalabo.net/kenkyuhoukokusyo2012.pdf

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