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スタジオレイナパークコラム

赤ちゃんとバランスボールって大丈夫なの?

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バランスボール産後ケア豆知識

赤ちゃんとバランスボールって大丈夫なの?

バランスボールエクササイズに対する質問で、よくあるお問い合わせが「赤ちゃんと一緒にバランスボールで弾むと書いてありますが、本当に安全なのですか?」「揺さぶられっこ症候群が心配なのですが…」など、バランスボールで弾む際の衝撃が赤ちゃんに与える影響を心配されてのお問い合わせです。

赤ちゃんと参加できるレッスンでは、毎回必ず安全に弾むポイントをご説明させていただいていますが、今回は安心して参加していただけるように改めて安全性についてお話しをさせていただきたいと思います。

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1、赤ちゃんの抱き方

①赤ちゃんを抱っこしてボールに座ります。

②赤ちゃんは横抱きにして(定頸がまだの場合は特に!)、自分の足は腰幅に開き、脚と脚の間に赤ちゃんのお尻が乗っかるような感じで抱きます。これにより腕や方で持ち上げることなく、赤ちゃんの身体も床に対して水平ではなく斜めになり心地よい状態がつくれます。

③赤ちゃんの頭を肘の内側と胸で支えるように自分の身体に引き寄せます。このとき手首に無駄な力は入れないようにします。

 

 

2、揺さぶられっこ症候群について

乳幼児揺さぶられっこ症候群とは、赤ちゃんが激しく揺さぶられる事により脳内が傷ついてしまう状態、またはそれによって重大な障害が残る状態を指します。

赤ちゃんは頭が重く首の筋肉が未発達であるため、激しい揺れで脳が衝撃を受けやすい状態にあります。赤ちゃんの時には頭蓋骨と脳の間に大人よりも大きな隙間があります。そのため、激しく揺さぶられると頭蓋骨の内側に何度も脳が打ち付けられ、脳の血管や神経に損傷がおきてしまいます。特に首が据わるといわれる4ヶ月くらいまでは、首で支える事ができないため揺さぶりに頭がもっていかれるためリスクが高まり更なる注意が必要です。

 

 

3、赤ちゃんとバランスボールは大丈夫なの?

赤ちゃんとバランスボールで始めて弾む際に、先述した揺さぶられっこ症候群の心配をする方がたくさん居られます。結論から申しますと、正しい抱き方でルールを守ればまったく問題なく安心して弾んでいただけます。

そもそも、揺さぶられっこ症候群が起こるとされている揺れは前後方向の揺れを指し、バランスボールの揺れは上下方向の揺れです。バランスボールエクササイズは、「慣性の法則」に則り全く負荷がかからない運動です。自然に上がったものが自然に降りてくるのだから、無理やり勢いよく「高い高い」するのとはまるで違う動きです。

バランスボールを赤ちゃんと一緒に楽しむ際のルール

・正しい抱き方で赤ちゃんをしっかり抱き(上記参照)、頭がグラグラしないようにする。

・お尻が離れない程度に弾む。

・赤ちゃんの表情をチェックしながら弾む。

このルールを守っていただければ安心して弾んでいただけます。レッスンではより詳しくレクチャーしています。

赤ちゃんを抱っこしてバランスボールで弾むと、赤ちゃんが泣き止んだり眠ってしまったりする場面を良く見かけます。ママに密着して安心できる上に、バランスボールで弾む揺れはママのお腹の中にいたときの揺れに似ているといわれているため、赤ちゃんにはとても心地よいようです。赤ちゃんとのコミュニケーションに、寝かせつけにぜひバランスボールを活用してみてください。ボールに揺られ心地よさそうな赤ちゃんの顔を見れば不安な気持ちがきっと払拭されると思います。

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