スタジオレイナパークコラム
新学期!子供たちの体力低下の原因について
春です!子供たちは新しい環境を迎え、新しい学校で新しいクラスで新学期を迎える頃ですね。
新学期のスタートをスムーズにするためにも、昨今の子供たちの「体力不足の背景」と「体力と低下の原因」について知ってほしいと思います。今回は小学生に焦点を当ててお話しします。
1、子供の体力について
体力はあらゆる活動の源であり、健康な生活や精神面の充実にも大きく関与しており、人間の健全な発達や成長を支え、豊かで充実した生活を送るために重要な要素です。よって、子供のころから活発な身体運動を行うことは成長・発達に必要な体力をつくるだけでなく、身体能力の基礎を養い、病気から身を守る健康な身体を作る。
2、子供と運動発達
幼児期や小学校低学年の段階を経て、身体は大きく成長し、基本的な動きの取得をします。小学校中学年になると身体発達面では安定してき、歩く、走る、飛ぶ、投げるなどの基礎的な動きが洗練される。運動することの意義や喜び、他者とのかかわりを意識するなど集団生活における社会性なども運動を通じて学べるようになる。
小学校高学年になると思春期にさしかかる。身長が急速に伸び、骨格系だけでなく心肺機能なども著しく成長する。この時期は、一生のうち最も大切な「心身の成長の黄金期」といえ、心身の発達に伴い情緒の不安定さも抱える時期になり運動をすることの必要性はさらに高まる。
3、子供の体力低下の背景
子供たちの体力低下は社会問題化されている。その背景には、この問題が個々の要因によって起こるものではなく、社会的要因が大きく関与していることにもあると思われます。
・子供たちが自由に遊べる場所がなくなりつつある
公園や空き地など子供たちが自由に走り回って遊べる場所は年々減っています。また防犯上の理由で、そのような場所に行かせにくくなっているのも現状です。子供たちの遊び場は屋内へと変わり、身体を動かしダイナミックな遊びをすることから、自宅でゲームなどの固定姿勢で行うような遊びに変わってきています。身体を動かす機会が減っています。
・子供たちが自由に遊べる時間がなくなりつつある
学童保育や習い事や塾など、子供たちは学校以外の時間を忙しく過ごしています。放課後に自由に過ごせる時間が短くなっており、身体を動かして自由に遊ぶことが出来なくなっており、体力低下につながっています。
・偏った運動
小さなころから一つの競技を続けている子供もたくさんいます。種目特有の体の使い方や負担のかかり方、成長そのものを妨げてしまうような体重制限など、一つの競技を極めることで体に大きな負担をかけてしまうこともあります。ただ運動をしているから健康・体力あるという考えは危険です。偏ることなくいろんな種目・タイプの運動をすることの大切さが見直されています。
4、運動が脳や心を育てる
運動を通じて得られる喜び、達成感、満足感を自信に変えて意欲を育てるとともに仲間とコミュニケーションをとりながら楽しく運動することで前頭葉が刺激され抑制力や相手を思いやる心が育まれるといわれている。運動を通じて体力をつけることは、丈夫な身体を作るためだけでなく脳や心の発達に大きく関与する大切な問題です。
子供たちの運動の大切さや体力低下に結びつきやすい昨今の問題についてご理解いただけたと思います。
体力メンテナンス協会には、こんな子供たちに対して親子で取り組む小児プログラムがあります。
・体力運動能力の向上
・健康な身体の育成
・意欲的な心の育成
・社会適応力の発達
・認知的能力の発達 などの効果があります。
スタジオレイナパークでもお子様に対してのレッスンが受けられます。親子で受講して体力について向き合ういいきっかけにしていただければと思います。
こんな方におすすめです
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妊娠・出産による
体調不良にお悩みの方 -
筋肉ではなく
「体力」を鍛えたい方 -
最近なんだか
元気が出ない方