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スタジオレイナパークコラム

バランスボールで体力アップ!「体力メンテナンス」で今日から疲れ知らずの元気なママに!

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バランスボールで体力アップ!「体力メンテナンス」で今日から疲れ知らずの元気なママに!

 

前回のコラムでは多くの母親が経験している「産後の疲労感」に焦点を当てて、その実態を紹介してきました。今回は、産後に抱える疲労に対してどう対処したらよいのか、その方法に焦点を当てていきましょう。

 

育児に必要な体力って何ですか?

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昔から「育児は体力勝負」と言われますが、ところで「育児で必要な体力」とは何なのでしょうか。

 

一般に体力というと、「筋力」や「瞬発力」、「持久力」など、運動と結びついたイメージがすぐに浮かんできますが、病原体や種々のストレスに対処する「適応力」や「免疫力」、「抵抗力」なども見落としてはならない体力の要素です。

 

ある専門家によれば、体力とは、跳んだり投げたり走ったりするといった「体を動かす体力(行動体力)」と、私たちの生命を守り維持していく「身体を守る体力(防衛体力)」の大きくふたつに分類できると紹介されています。

 

一般社団法人体力メンテナンス協会では、これまで多くのみなさまに「真の体力」の重要性を広めてきましたが、協会がお伝えしている「真の体力」にはまさにこのふたつの体力の意味が包含されており、「真の体力」こそ産後女性が養うべきものとしています。

 

あなたを悩ます慢性疲労、これを解消する方法をお伝えします

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産後女性は、妊娠出産を通して「体を動かす体力」が低下しているだけでなく、妊娠出産に伴うホルモンバランスの変化などを通して「身体を守る体力」も低下しています。身体の疲労を回復させるためには十分な休息や食事が不可欠ですが、精神的な疲労やだるさを休息によって回復させようとしても、身体を回復させるエネルギーは生産されず、体力や気力はますます奪われてしまいます。したがって、産後一か月を過ぎてからは徐々に有酸素運動を行い、身体の内側から生きる活力となるエネルギーをつくりだしていくことが大切となります。

 

体力メンテナンスによって、有酸素運動を行えば、十分な体力が養い、自律神経が整います。そうすると、短い時間でもしっかりと深い睡眠を取れるようになり、体や脳の疲れをしっかりと取ることが可能となります。その結果、身体の内側から元気な身体を作りだすことが可能となり、疲れやストレスに悩まない活気ある毎日を過ごせるようになるのです。

 

産後の体力で必要なこと。

 

それは、筋力があるか、早く走れるかといった「体力の限界を高めること」ではなく、健全なココロとカラダで育児ができるといった「健康に必要な心身の諸要因を満たすこと」であり、こうした体力における「質的な考え方」も重要になります。産後女性には、妊娠出産を経て弱まった筋肉の増強にとどまらず、神経やホルモン、さらに言うのであれば体内の細胞にまで元気を与えるエクササイズやケアが必要であり、これが「体力メンテナンス」なのです。

 

 

「体力メンテナンス」で疲労感に負けない元気なママになろう!

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疲れるから運動しない。体力温存には安静が一番。

こんな考えばかりを優先しすぎてはいませんか?

 

体力を温存しようと体力の出し惜しみをしていると、ますます体力が不足し悪循環に陥ってしまいます。疲労には、無理や頑張りを強いられた生活だけで起こるとは限らず、無気力、無関心といった惰性がつくる「退屈疲れ」と呼ばれる疲労もあると言われています。

 

単調な作業が繰り返される家事と育児。大人の会話が失われ、交流が限られた弧育ての毎日。こういった生活が「退屈疲れ」をつくりやすく、特に産後女性はこの「退屈疲れ」によって心身のバランスを崩すことも珍しくはないそうです。この「退屈疲れ」を安易に放置していると、最悪な場合では産後うつや自殺などの深刻な状態をつくりだす危険性も指摘されており、日々の疲労感は決して軽視してはなりません

 

バランスボールを用いた有酸素運動の効果については、前々回のコラムでもお伝えしましたが、こういった産後女性に必要な知識が多くの人に理解され、産後の健康を左右する内臓機能や内分泌系、自律神経系にまで関わる「真の体力」の増進に、すべての産後女性が自ら積極的に取り組んでいけれる未来を切望します。

 

さいごに

「産後すぐは体を回復させるために、しっかり体を休めなければなりません。 しかし、その後、子どもの動きに合わせて育児はどんどんハードになっていきます。まずは何より体力をつけることが必要なのです。それも、真の体力を!」

 

「カラダを整えるっていうと筋肉をつけるとか、ダイエットとか、食事とか、いろんな方法を考えるとおもうけど、 エネルギーを蓄える、しかも自分の力でっていう方法があまり理解されていないではないかなとおもうのです。」

 
「体力をメンテナンスする。カラダの中にエネルギー物質を生産させる。カラダを復活させるためにも必要なんです、そのエネルギーが。やる気がおきないのって、エネルギー不足だったりするのです。体力をメンテナンスするって、たのしく生きるのには必須だとおもっているのです。」

 

スタジオレイナパークは、協会理事のこのような熱い思いから、バランスボールとともに「体力メンテナンス」の普及に努めてきました。途切れない育児に奮闘する産後女性には、カラダとココロの健康を満たすダイナミックな体力つくりが不可欠です緊張感の高い生活を強いられる母親こそ、いかにリラックス状態を作り、休みたい時に休める身体をつくるか、その技術習得が必要なのではないでしょうか。

こんな方におすすめです

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    妊娠・出産による
    体調不良にお悩みの方

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    筋肉ではなく
    「体力」を鍛えたい方

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    最近なんだか
    元気が出ない方

こんな方におすすめです