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スタジオレイナパークコラム

運動能力の底上げができる?バランスボールのスゴさ!

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運動能力の底上げができる?バランスボールのスゴさ!

世の中には運動が得意な人とそうでない人がいます。バランスボールエクササイズに興味はあるけど、とにかく難しそうだと敬遠してしまう人にしばしば出会います。バランスボールエクササイズはバランス感覚のある人が楽しむものか?答えはNOです。インストラクターはみんな運動神経やバランス能力が高いのか?こちらも同じく答えはNOです。でも、明らかにバランスボールに出会って運動神経が良くなり体の使い方が上手くなる話は良く聞きます。そこで運動能力や真のバランス感覚とバランスボールについて今日はお話しします。

 

 

 

運動オンチは筋の調整力が乏しい

某番組で運動オンチの芸人さんが集まって様々な競技にチャレンジする番組がありますが、そこで見る光景には一つの共通点があります。みんなとにかく動きが硬いこと。つまりは、体を動かそうとするときに全身が力んでしまうんです。必要な部分以外にも体全体に余計な力がたくさん入り、そのせいでうまく体が動かせないんですね。では次にプロスポーツ選手のパフォーマンスを思い出してください。高いパフォーマンスでありながら、力みなく安定して美しい。これこそが「筋の調整力」です。必要な部分の筋肉だけうまく働かせ、不必要な部分は力が抜けている。運動オンチと呼ばれる人や運動が苦手な人、そうでなくとも多くの場合初めての動きをしようとするときには、大なり小なりこの調整がうまくいっていないのです。運動オンチは運動が苦手って解釈されていますが『脳が筋肉を思い通りに動かすことが苦手=運動音痴』と思ってほしいのです。

 

 

 

運動オンチは脳がつくる

運動をするのは筋肉の働きですが、その筋肉の調整をしているのは脳です。脳における鍵はニューロン同士の接続部である「シナプス」であると言われています。シナプスは情報伝達を行っていますが、昨今この働き方が運動上手な人と下手な人とでは違うのではないかと考えられます。シナプス連結を高めることが運動上手になるために必要です。

また、運動スキルに関わりの深い小脳についても忘れてはならないですね。運動には小脳が重要な関わりをしています。小脳が筋活動の時間的・空間的順序や多くの筋肉の協調性に重要な役割を果たしているからです。小脳に障害があると平衡感覚を保てない、歩行がうまく行えない、ボールをうまく投げられないなど、いろいろな症状が出てきます。大脳と小脳は幾重にもなるループ回路をもっていて、このループ回路によって運動のプログラムが成立すると考えられます。つまり、運動を形成するプログラムは脳にあって、その善し悪しを決めているのは、シナプスを介した小脳と大脳の機能的な連関というわけです。

脳はすごい-300x300

 

自律神経ももちろん関係しています

また、力みの原因の1つに「緊張」や「不安感」などに起因しておこる交感神経の過剰反応が考えられます。ここは前回の記事常にベストコンディションでベストパフォーマンスをにも書いた自律神経の働きが関係します。「上手くできるだろうか」「自分は運動が苦手だ」という思いはトラウマになり力みを生み出してしまいます。様々なテーマでもお話ししてきた自律神経コントロール、ここでもとても大事になってきます。

 

 

 

スタジオレイナパーク で提供しているバランスボールエクササイズの基本にはこの考え方が組み込まれています。体を支えるために必要な腹横筋・腹直筋・骨盤底筋などはしっかり働かせた状態で、肩は力を抜いて引き下げる。メリハリを利かせた状態で運動をする。その方法を丁寧にお伝えしています。また、脳活性としてシナプスの連結を高める条件をたくさん組み込みメニューを構成していること、バランスボールの特性を活かして小脳を刺激する仕組みがたくさんあることもこのメソッドの特徴です。体がうまく使えない、運動が苦手、そんな人こそぜひお越しください。脳が成長途中にある子供達にこそ、ぜひ経験して欲しいプログラムであるのは言うまでもありません。みなさん、私たちと一緒に運動音痴克服にぴったりのエクササイズで、運動能力の底上げをしましょう。

こんな方におすすめです

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    妊娠・出産による
    体調不良にお悩みの方

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    筋肉ではなく
    「体力」を鍛えたい方

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    最近なんだか
    元気が出ない方

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