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スタジオレイナパークコラム

素直な自分の心に耳を傾ける

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産後ケア

素直な自分の心に耳を傾ける

産後のパートナーシップのキーワードは「コミニュケーション能力」だなと、産後女性に関わりながら日々実感しています。産後ママが旦那さんに時々ぶつける言葉の数々に、旦那さんはビックリしてしまうようです。そして言ってしまった後悔や自責をママは感じます。ホルモンの影響や自律神経の乱れにより突然凶暴化し、口から飛びだす言葉はそのまま受けとってはいけません!トゲだらけの言葉に聞こえるかもしれません、だけどその裏には本人も気づいていないかわいいママの本音が隠れているように思います。パパにもわかってほしいけど、まずは自分でも気がついて欲しいと思います。

 

 

 

「産後クライシス」や「産後離婚」という言葉が一般化してきました。出産を機に、コミュニケーション不足になり、すれ違いが起こる夫婦は少なくなく、今や社会問題です。ではなぜ起こるのか?

子供が産まれるまでは、夫婦のコミュニケーションをとる時間は十分にあります。相手の立場や気持ちを察したり、ゆっくり話し合う余裕があります。しかし、産後は大きく状況が変わります。母となった女性は慣れない育児に忙しく、神経もすり減らしています。育児に対する関わりもママとパパは違うので、育児を通じてのすれ違いも増えてきます。話す時間が減り、話す内容は子供のことに偏り、向き合って目を見て話すことなどなかなか出来なくなってしまいます。今まで、コミュニケーションがしっかり取れていた夫婦にはこれはとても大きな変化です。本来、絆が深まるはずのこの時期にすれ違うと、互いにとても苦しいですね。

 

 

 

スタジオレイナパーク で行っている産後トータルケアクラスのワークの自己表現・コミュニケーションをおこなう中で、こうした対話の重要性を再認識しました。感情が高ぶった時には自分の気持ちを見つめ、パートナーと言葉にして話し合う。当たり前のことと思いますか? でも、日常会話や赤ちゃんのことは話せても、気持ちを深く伝え合うような時間は、意識しないと少なくなりがちなのが産後です。「自分なりに努力したけど、なんだか空回り。もういいや」「パパには色々言ってきたけど、もうムダ。諦める」そう結論づける前に、時間を割いて、互いの声に耳を傾けてみてください。ただ感情をぶつけたり、相手を否定したりするよりも、素直な気持ちで「聴くこと」「伝える」こと。「今の状況・気持ち」「今後、夫・妻に求めるもの」などを表現し、そんな相手の気持ちを、分かりたいと思いながら「聴く」こと。縁あって夫婦になった二人が、そうして互いに目を向け合うことこそ、その後の関係性を変える一歩になるのではないでしょうか。

自分が発している言葉、見直して見ましょう。

「遅い!早く帰って来てよ!」→寂しかったんだよ、心配したんだからね

「もう少し手伝ってよ!」→一緒に育児を楽しみたいの、赤ちゃんの成長を見逃さないでね

「なんでわかんないの?」→大好きだよ、大好きだから私の気持ちを解って欲しいの

「バタン!ガチャン!(大きなドアの閉まる音)」→うまく伝えられなくて苦しいの

パパにイライラするのはそれだけパパが気になっているから…、気になるのは好きだから…。きっと本人すら気づいていないけど怒りや不満の感情は相手をそれだけ必要としている証拠です。怒れるママはその怒りの度合いに比例してパパを愛しているのです。産後ママはそんな自分に気づくことで、産後パパは言葉の裏をくみとれるようになる事できっと愛は深まるのでしょうね。

コミニュケーションの大切さ愛するがゆえの産後のすれ違いがあること、イライラした時にイライラされた時にふと思い出してくれたら嬉しいです。

 

スタジオレイナパークで開催している「産後トータルケアクラス」ではこのようなコミュニケーションについても学ぶことができます。自分のコミュニケーションを見直すことで、自然と相手も変わります。そうすることで、自然と他のこともうまく回り出します。それを実感して頂けると思います。出産したら産後トータルケアクラス!体だけでなく、産後のモヤモヤイライラした心もセルフケアして、自分史上最高の自分を取り戻しましょう。

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